はまちのホムペ

スマホなしで東京遠征

投稿日 : | 0 日前

更新日 : | 0 日前

文字数(だいたい) : 2142

なぜこの旅をするのか。

 大学に入って以来何度か一人で旅をしていて、そのうち数回は海外の知らなかった街を旅しています。しかしそのたびに「今回の旅携帯ばっかり見ていないか?」と感じるタイミングか多々ありました。
 今回の旅はもう一度自分の旅の捉え方を見直し、今後より良い旅をしていけるようにしたいと考え、企画・実行しました。
 なお今回の旅は南紀白浜空港から東京へ向かいます。伊丹空港でも関西空港でもなく、大阪から4時間以上かかるこの空港なのかというと、子供時代よく白浜に旅行で来ていて、その時に見かけたこの空港に強烈な魅力を感じて10年が経過し、「そろそろ実行に移さないと。」と2023年末に思ったことに加えて、大阪駅新ホームにも魅力を感じ、もう今しかないと考えてここにしました。

相棒

  • Simply 603SI
    この旅のために買いました。超シンプルでガラケー初心者の自分でも使いこなせました。
  • MacBook Air (M1)
    流石にネットが完全に使えないのは問題がるだろうということで。後述しますがこれなしでは帰ってこられませんでした…
  • ハンディマップル 東京
    意外とTSUTAYAになくて、地元の小さな本屋さんで見つけました。読みやすいです。
  • CASIO CA-53W
    アメリカ行った時にWalmartで買った電卓付き腕時計。ボタンがたくさんあってカクカクした形状も相まってめっちゃ格好いいです。腕に常に電卓があるのがとても便利です。

Day 1

 4時半に起きて朝イチのバスに乗って駅に向かいます。今回の旅は南紀白浜空港を出発するので、ひとまず大阪駅を目指します。カードの暗証番号をわすれてちょっと手間取るも何とかチケットを買って大阪駅21番ホームから白浜を目指します。
 普段は大阪のかなり内陸部にいるので、くろしお1号の車窓から見えた海に感動しました。実家は海のある街にあるので、高頻度で(大阪湾とはいえ)海は見ていたんですが、いざ長期間離れてから見ると感動するものなんだなあと。
 そうこうするうちに白浜駅に到着。子供の頃よく家族で来ていた街ですが、もう数年来ていなかったので駅前の光景に懐かしさを覚えました。路線バスが交通系ICカード非対応だったのは気になりましたが、ここまでかなり快適に旅ができています。と同時にこの数年で一番スマホを見ていなかった自分に驚きました。
 南紀白浜空港に着いたはいいものの、飛行機が少し遅れていました。失礼ながらガランとしているのではないかという先入観がありましたが、家族連れで賑わっていました。
 無事東京に到着したのでホテルに向かいます。今回の旅では江戸川区の都営新宿線瑞江駅前の「瑞江第一ホテル」に泊まります。ここもまた子供時代に見かけて魅力を感じたためここにしました。
 荷物を整理した後は大急ぎで新小岩駅で待ち合わせる友人の元に向かいます。道中子供時代を過ごした場所をとおり、「ここにずっといたら自分はいま、どうなっていたんだろう。」と考えてもどうしようもないことを考えていました。紙の地図に慣れていないので、途中道がわからなくなった際に道にいる人や交番で道を聞くことはちょっと迷ったらすぐにスマホで検索している今だととても新鮮な経験でした。
 新小岩の鳥貴族で楽しくお酒を飲んだあとはバスで瑞江にもどってドンキで翌朝のパンと今夜のストゼロとポテチを買ってホテルでくつろぎました。早朝からずっと動きっぱなしで疲れたのと酔いでしっかり眠れました。

Day 2

 二日目は東映アニメーションミュージアムへ向かいます。昨年初めに13年ぶりに「プリキュア」を見始めたのでなんとしてでも行きたい場所の一つでした。
 昨晩買ったパンを食べ、都営新宿線に乗り込みます。最初はあまりに複雑で何もわからなかった路線図でしたが、徐々に目が慣れてきて難なく池袋駅に到着しました。ここで西武池袋線に乗り換えて大泉学園駅を目指します。
 地図にも目が慣れ、読み方のコツを掴ん打ことでスムーズに到着しました。
 そんなこんなで東映アニメーションミュージアムに到着。受付でアンケートと受付を済ませ入館するとひろプリのキャラデザを担当された斎藤氏によって黒板に描かれたひろプリキャラ5人が揃った絵が出迎えてくれました。Twitterで一度目にしてからずっとこの目で見てみたいと思っていたのでこの時点でかなり感動しました。
 大量の作画資料や東映アニメーションがこれまで制作したアニメに関する展示の数々を見ていると、ここに来ないと見られないものを見られた嬉しさと自分が観てきた作品が歴史の一部になっていることに感動を覚えました。
 感動に浸りながら池袋経由で新宿に戻り、新宿を少し散策した後秋葉原に向かいます。新宿は複雑すぎて紙の地図だと現在地が一切把握できず苦戦しました。
 そんな時間も束の間。秋葉原に向かう電車の中で重大なやらかしに気づくのでした…