今更ですがarrows 5Gを購入しました。

スペック

• Qualcomm Snapdragon 865 5G Platform
• RAM:8GB
• ROM:128GB UFS3.1
• Android 12 S
• 6.7インチ 有機EL (60Hz)
• カメラ
  • メイン:48MP(IMX586)
  • 超広角:16MP(OV16A10)
  • 望遠:8MP(OV08A10)
  • インカメラ:32MP(OV32A)
• 4,000mAh

購入した動機

これまでBALMUDA Phoneをメインにしていて、独自機能やサイズ感、サクサク感が気に入っていてかなり満足していましたが、指紋センサーの不満など色々と役不足を感じていたのと

• 5Gミリ波に対応している。

  正直これがいちばんの理由です。

• Qualcommリファレンス機という点に強い魅力を感じた。

  EXP21買えというツッコミはなしで...

• arrows WeでFCNTの便利機能に驚いた。

  後述しますがスライドインランチャーは最高です。

• Snapdragon 865まだいけそう？

  こだわり系オタク見てもOPPO Find X2ProとかXperia 1II、Galaxy Note20 Ultra(これは865+だけれど)あたりを使っている人が結構おられるのでAndroid12にさえなってたらまだまだいけるかと考えました。 ベンチマークスコア見ても7 Gen 1を越しているそうですしおすし。

• 軽い(約170g)ので大きいにも関わらず疲れず片手操作可能。

  Pixel6のソフトウエア面はアプデでなんとかなってきましたが、やっぱり重たすぎる本体重量がネック。 本体重量はUXに大いに関わると思うのメーカー各社はもっと真剣に取り組んでほしいです。

• 安い

  大阪日本橋のじゃんぱらで37,800円でした。 の点から購入しました。 Pixel 6も持っていますが、バグが多いことや重すぎる本体重量、Samsung製チップのせいで5Gが遅いなどの理由から海外行く時とアプリの動作検証以外ほぼ使ってません...

特徴

5Gミリ波に対応

n257 (28GHz)に対応しているので、通信できる場所はかなり限られますが超高速で通信できます。

超音波式指紋センサー

これまで画面内指紋認証といえば光学式でしたが、今回初めて超音波式のものを使用しました。これまではなんだったんだと感じるほど速く、精度も良好です。認識エリアが広いのもまたいいです。

ハンドソープで洗える

ハンドソープで洗えるので衛生的な状態を保てます。アルコール消毒液を直接噴射もできるそうですが流石に怖いのでできません。

便利機能

他にも安くで手に入るミリ波対応端末はありますがarrowsにした理由としてarrows Weで使ってとても使いやすいと感じていた便利機能があります。その中から普段使っている3つを紹介します。

スライドインランチャー

一番よく使っている便利機能です。ホームに戻らずにアプリを切り替えることができるメリットは大きいと感じます。登録するアプリの並びは4つまでプリセット設定できるので、シチュエーションに合わせて切り替えられます。

なぞってコピー

範囲指定をしてコピーできないアプリや画像の中の文字をコピーするときに便利です。なかなか高精度ですがちょこちょこミスがあり、完璧ではありませんが、この機能で修正ができるので問題ありません。

Wi-Fiボタン

Android 12で改悪されてしまいましたが、それに対してちゃんとアプローチがしてあるのもまた良いと感じました。インターネットボタンに押し込むのはいかがなものかと...

不満点

スピーカー音質

正直これはモノラルスピーカーでもarrows Weの方が良いと言わざるを得ません。確かにステレオですが、通話用のレシーバーを使ったスピーカーと本体下部のスピーカーとの音量差が激しく強い違和感がありステレオのメリットがありません。音もスカスカでDolbyをオンにしないと聴けたものではないです。

多すぎるブロートウェアとドコモ絵文字

こんな大量にアプリや使いにくすぎるホーム画面に邪魔すぎる音声アシスタントを搭載してドコモ以外に誰が得するのでしょうか... ドコモ絵文字に関してはアプリなどの背景色によって見にくいことがありUXを大いに損なっています。今となってはシンプルに見栄えも悪く、誰のためなのかよくわかりません。ahamo版の他機種はドコモメールに非対応なのでこの絵文字がないそうですが、だとしてもそれはドコモメールのアプリ側で対応するべきでシステムでハードコードするべきではありません。

LTE Band28非対応

ここまで通信周りに真剣に取り組んでQualcommのリファレンス機にまでなったのならLTE Band28に対応するべきではないでしょうか？ドコモも採用する周波数帯でかなり多くの場所で必要になるだけになぜ対応しなかったのか気になります。海外やドコモ以外のキャリア(auやソフトバンク)で使用する際に通信できるエリアが狭まってしまうのでここはかなり気になります。

まとめ

最後に不満を述べましたが、全体的に非常によくまとまった端末と感じます。本体重量が170gと軽く、本体サイズが大きいにも関わらず片手操作が可能な点やあえて性能を絞ることであまり発熱せず安定して動作している点など、枚挙にいとまがないほど多くの強みがあるものと感じました。現在メイン機で使用していますが、先ほど述べた不満点以外にほとんど不満がありません。中古市場では3万円台後半から出回っているためドコモで安定して使える端末やお手軽にミリ波を体感できる端末をお探しの方はぜひご検討ください。